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楽しみ方

美味しいお茶の入れ方

一般的に知られている、おいしい深蒸し茶のいれ方をご紹介します。
いつもの飲み方に一手間加えるだけでとても美味しいお茶を楽しむことが出来ますので、ぜひ試してみてください。

水を選ぶことが美味しいお茶への第一歩。

ご飯を炊くのと同じように、産地で使われている水でお茶を入れるのが一番だと言われています。現代社会の上水道事情ではそれは無理(産地であっても)ですので、硬度30〜60の軟水のミネラルウォーターを使いましょう。

硬度30〜60の軟水のミネラルウォーターを推奨します。

お湯を沸かしましょう。

やかんを火にかけてお湯を沸かします。水道水を使う場合は、沸騰してからふたを外し、さらに3分程度火にかけてください。お湯が沸き上がったら、そのままにして、お湯を冷ましていきましょう。

最高のお湯をわかすなら、鉄瓶(南部鉄瓶)がおススメ!

お気に入りの茶葉を用意しましょう。

お茶を飲む人数に合わせて、お茶の葉を用意します。 約150ccのお湯に対し、1人につき3~5gです。1、2人のときは1人当たり5g、3人以上は1人当たり3、4gが適量でしょう

お湯の量にあわせて茶葉の量を調整しましょう。

湯飲みにお湯を注ぎ分けましょう。

冷ましたお湯を直接急須に注がず、まずは、人数分の湯呑にお湯を注ぎ分けましょう。お湯の量は、お湯を注いだ時にお茶の葉がお湯を吸って減ってしまいますので、湯呑の適量よりも多少多めにしてください。

湯呑みを触ってじっくり熱く感じる程度がよいでしょう。

美味しいお茶ができるのを待ちましょう。

急須にお茶の葉を入れて、お湯を注ぎます。
お湯を注いだら、急須にふたをして静かに30秒程度待ちます。

待つ事でお茶の葉が広がり、風味が増します。

いよいよ、お茶を注ぎます。

時間になったら、色、味、量を均一にするために、”廻し注ぎ”という作法で少しずつ、湯呑に注ぎ分けます。絞り出した一滴にうまみが凝 縮されていますので、最後の一滴まで注ぎ分けてください。

ふたを少しずらすことで、お茶の蒸れを防ぎます。

二番煎じをいただくためにすべきこと。

二煎目を美味しくいただくために、絞り終わったお茶が蒸れてしまわないように急すを軽く叩いてほぐし、ふたを少しずらして置いておきます。

急すを軽く叩いてほぐし、ふたを少しずらす

香りを楽しみながら、いただきます。

今までと違ったお茶の世界に入り込めるかもしれません。ゆっくり、おいしくいただきましょう。二煎目は急須にお湯を入れた後、時間をおかずにさっと湯呑に注いでください。

二煎目は少し熱めのお湯を注ぐと違った風味が楽しめます。

よいお茶を選んで、日常を華やかに。

よいお茶といっても、日本中に多くの産地があり、そこには多くの製造工場と茶匠がいます。

お茶は製造工場ごと、茶匠の合組ごと、一つ一つ違うといっても過言ではありません。また、飲む側にたって考えれば、その人にとって口に合うお茶がよいお茶であることは言うまでもありません。ということは、値段が高いからと言ってよいお茶とは限らないということです。

実は、お茶は嗜好品であるということはもとより、芸術品であるということを忘れてはいけません。毎年、全国各地で行われている品評会では、まずは外観から審査されます。要するに、見た目のよいお茶は、よい原料から作られていて出来がいいという考え方です。

では、”まきのは”のお茶はといいますと、私たちが自信を持ってお届けできることには違いありませんが、すべてのお客様のお口に合う保証はありません。できることなら、すべてのお客様に喜んでいただきたいと思っています。